6月20日 金曜日 給食47日目
ご飯・牛乳・白身魚のかぼすソースかけ・キャベツのごま炒め・かしわ汁
今日は、「食育の日」の献立です。6月は、大分県の郷土料理が登場します。かしわ汁は、鶏肉・ごぼう・ねぎなどを中華スープで煮込んだ汁物です。鶏肉の旨みがしっかりと出ており、具材もたっぷりで食べ応えがあります。また、白身魚のかぼすソースかけのかぼすは、大分県の特産品です。かぼすは、甘味よりも酸味が少し強く、さわやかな香りが特徴で、魚や肉など素材本来の味を引き立たせます。味わっていただきましょう。
6月19日 木曜日 給食46回目
減量パン・牛乳・ペンネのトマトクリーム・海そうサラダ・チョコクリーム
今日は、「ペンネ」の話をします。ペンネは小麦粉を練って作ったイタリアの麺類の一種で、斜めに切ったペンの先のような形のマカロニのことを言います。ペンネの表面には細かな溝があり、デコボコしていて、穴がマカロニよりも大きいため、ソースが絡みやすいのが特徴です。今日は、トマトクリームソースであえています。味わっていただきましょう。
6月18日 水曜日 給食45回目
ご飯・牛乳・プルコギ・切り干し大根のナムル・トックスープ
今日は、「プルコギ」の話をします。プルコギは韓国の代表的な肉料理で、韓国語で「プル」は「火」、「コギ」は「肉」という意味の言葉です。韓国では、真ん中が山のように盛り上がった「プルコギパン」という鍋を使って調理します。調味料やにんにくを混ぜたタレで肉に下味をつけ、野菜と一緒に、鍋の盛り上がった部分で焼きます。もともとは牛肉を使うのが一般的でしたが、今では、豚肉や鶏肉を使うなど、いろいろな食べ方があります。今日は、豚肉と野菜を炒めたプルコギです。味わっていただきましょう。
6月17日 火曜日 給食44回目
パン・牛乳・プレーンオムレツ・グリーンサラダ・コンソメスープ・ヨーグルト
今日は、「きゅうり」の話をします。きゅうりは、かぼちゃ・ゴーヤ・冬瓜と同じウリ科の野菜で、花の色や形が似ています。水分がとても多い野菜でカリウムも多く含まれているので、暑さで疲れた体の調子を整えてくれます。サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多いですが、今日は、キャベツ・とうもろこしと一緒にさっとゆで、サラダにしています。ドレッシングをかけていただきましょう。
6月16日 月曜日 給食43回目
ご飯・豚肉のしょうが炒め・がんもの吉野くず煮・じゃがいものみそ汁・抹茶プリン
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。がんもの吉野くず煮には吉野地方で作られた「吉野くず」が使われています。くず粉は、植物のくずの根に含まれるでんぷんを粉にしたものです。日本料理や和菓子などに使われ、くず粉でとろみをつけることで、料理が冷めにくくなります。また、みそ汁の青ねぎや玉ねぎも奈良県で収穫さられた物を使っています。奈良県のおいしい食材を味わっていただきましょう。
6月13日 金曜日 給食42回目
ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・奈良あえ・豚汁・のりのつくだ煮
今日は、「奈良漬」の話をします。名前の通り、奈良漬は奈良県で考えだされた漬物です。昔、お酒は仏様への供え物としてお寺で作られていました。奈良漬は米からお酒を作ったあとの搾りかすに、うりなどの野菜を漬けて作ります。奈良県には世界遺産に登録されるほど、有名なお寺が多く、奈良漬は全国に知られるようになりました。今日は、奈良県の郷土料理の奈良あえに入っています。味わっていただきましょう。
6月12日 木曜日 給食41回目
パン・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・じゃがいもとツナの炒め物・米粉マカロニのミネストローネ・ミルククリーム
今日は、「米粉マカロニ」の話をします。「米粉マカロニ」には、奈良県産のお米を粉にした米粉を使っています。米粉は、いろいろな料理やお菓子に使われます。米粉マカロニは、小麦粉で作られたマカロニと比べて「もちもち」とした食感で、主に体を動かすエネルギーのもとになる食べ物です。今日は、星の形をした米粉マカロニをたっぷりの野菜と一緒に煮込んでミネストローネにしています。味わっていただきましょう。
6月11日 水曜日 給食40回目
ご飯・牛乳・さばのしょうが煮・きらずの煮物・奈良なすのみそ汁
今日は、「なす」の話をします。今日のみそ汁には大和野菜の「大和丸なす」が使われています。なすは、ぬか漬けや、煮びたしなどの和食はもちろん、マーボーなす・スパゲティ・カレーなど中華や洋風の料理にもよく合います。なすは肉や野菜などのうまみを吸い込む役目をするので、味がしみて、おいしくいただくことができます。今が旬のなすを味わっていただきましょう。
6月10日 火曜日 給食39回目
パン・牛乳・奈良大豆のポークビーンズ・コールスローサラダ・ブルーベリージャム
今日は、「大豆」の話をします。今日の給食には、奈良県で収穫された大豆が入っています。奈良県で大豆が主に栽培されているのは桜井市や田原本町です。今日の給食の大豆は、サチユタカという品種で豆の香りと甘味が強く、豆その物の味が楽しめます。煮炊きしても形崩れしにくく早く煮えるのが特徴です。また、大豆には、たんぱく質が多く含まれているため「畑の肉」とも呼ばれています。体に良い大豆がたっぷり入った「ポークビーンズ」を残さずいただきましょう。
6月9日 月曜日 給食38回目
ご飯・牛乳・奈良の酒かすみそ炒め・片平あかねちりめん・すまし汁
今日は、「片平あかね」の話をします。片平あかねは、奈良市の隣にある山添村の片平地区で古くから作られている「大和野菜」です。片平あかねは、にんじんのような形ですが、実はかぶの仲間です。根の先まで細長く皮が赤いのが特徴です。収穫の時期が11月から12月と短いので、甘酢漬けにして保存します。今日は、片平あかねとちりめんじゃこを炒めた「片平あかねちりめん」です。そして、今週は奈良県の食材を積極的に取り入れた「地産地消ウィーク」です。地元の味に親しみながら、味わっていただきましょう。
6月6日 金曜日 給食37回目
ご飯・牛乳・チャプチェ・かきたまスープ・アセロラゼリー
今日は、「チャプチェ」の話をします。チャプチェは、昔の韓国で食べられ始めた料理です。昔のチャプチェは切った野菜・きのこ・たけのこを甘辛く味付けしたものでしたが、のちに春雨も使われるようになりました。給食のチャプチェは、豚肉・玉ねぎ・にんじん・春雨・にらをコチジャンで甘辛く味付けしています。味わっていただきましょう。
6月5日 木曜日 給食36回目
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・こふきいも・にんじんのポタージュ
今日は、「じゃがいも」の話をします。じゃがいもは、江戸時代にインドネシアのジャガトラから長崎県に伝えられました。ほくほくとした「男爵いも」、しっとりとした「メークイン」がよく使われています。他にも、黄色い「きたあかり」や紫色の「アンデスレッド」などいろいろな種類があります。今日のこふきいもは、メークインを使用しています。残さずいただきましょう。
6月4日 水曜日 給食35回目
ご飯・牛乳・いわしフライ・きんぴらごぼう・ちゃんこ汁 |
今月のめあて「よくかんで食べよう」の話をします。6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。みなさんはよくかんで食べていますか?よくかむと良いことが3つあります。一つ目は、消化をよくしてくれることです。二つ目は、歯やあごが丈夫になることです。三つ目は、脳への血の流れがよくなり、脳の働きを活発にしてくれることです。今日の献立には、みなさんによくかんで食べてもらうように、いわしフライときんぴらごぼうがあります。よくかんでいただきましょう。
6月3日 火曜日 給食34回目
パン・牛乳・豚肉のさっぱり炒め・ボイルサラダ・クラムチャウダー
6月2日 月曜日 給食33回目
ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・にんじんちりめん・豆腐のみそ汁
今日は、クイズをします。私の名前は何でしょう? ヒント1:給食には毎日のように登場します。
ヒント2:根の部分を食べる野菜です。 ヒント3:うさぎや馬も大好きな食べ物でオレンジや赤色をしています。 |
ご飯・牛乳・デジカルビ・中華スープ・魚ふりかけ・ヨーグルト
今日は、韓国料理の「デジカルビ」の話をします。デジカルビは大きな鉄の鍋で肉や野菜をいためた料理です。「デジ」は豚肉、「カルビ」はあばら骨のことです。「骨のまわりの肉を食べる料理」ということからこの名前がつけられました。今日は、トッポギという棒のような形の韓国のもちが入っています。日本のもちはもち米から作られますが、韓国のもちはうるち米から作られているので、粘りがなく歯切れがよいのが特徴です。ピリッと辛いデジカルビを味わっていただきましょう。
5月29日 木曜日 給食31回目
パン・牛乳・プレーンオムレツ・ポテトサラダ・ミネストローネ・棒ソーセージ
今日は、「ポテトサラダ」の話をします。ポテトサラダは、ゆでてつぶしたじゃがいもに、玉ねぎ・にんじん・きゅうりなどの野菜を混ぜ、マヨネーズなどで味付けしたものです。短い時間で簡単に調理できることから、日本では洋食の定番の家庭料理として、親しまれています。また、じゃがいもをよく食べる他の国では、材料や味付けはさまざまで、酢と油で作ったドレッシングを使うこともあります。今日は、じゃがいも・にんじんをゆでています。上手にマヨネーズを混ぜていただきましょう。
5月28日 水曜日 給食30回目
ご飯・牛乳・ポークカレー・海そうサラダ・福神漬
今日は、「ポークカレー」の話をします。給食のカレーは人気の献立で、そのおいしさの秘密は三つあります。一つ目は、カレールウをバターと小麦粉から手作りしていることです。二つ目は、二種類のカレー粉を使っていることや、かくし味にヨーグルト・ケチャップ・りんごピューレ・チャツネなどを使っていることです。三つ目は、なんと言ってもたくさんの量の肉や野菜を大きな鍋で、ゆっくり時間をかけて煮込んでいることです。 今日は、豚肉を使ったポークカレーです。味わっていただきましょう。
5月27日 火曜日 給食29回目
減量パン・牛乳・かき揚げ・かやくうどん・ミルククリーム
今日は、「かき揚げ」の話をします。かき揚げは、野菜や魚介類などの材料を小さく切ったものを小麦粉で作った衣でまとめ、油で揚げた日本料理の一つです。材料をかき混ぜて、揚げることから「かき揚げ」と呼ばれるようになったそうです。天つゆや塩をつけたり、うどんやそばにのせたり、いろいろな食べ方をします。今日のかき揚げは、調理員さんが一つ一つていねいに手作りしています。よくかんでいただきましょう。
5月26日 月曜日 給食28回目
ご飯・さばの梅煮・豚肉の五徳みそ炒め・にゅうめん
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。さばは、奈良県産の「梅」を使って煮込みました。梅の旬は5月から7月で、梅干しや梅シロップなどに加工されます。梅干しは、完熟の黄色の梅を使い、赤しそを入れて漬けると赤色にかわります。また、今日は、奈良県の特産品の「五徳みそ」を使った「豚肉の五徳みそ炒め」と奈良県の特産品の「そうめん」を使った「にゅうめん」です。「奈良」の食の恵みを味わいましょう。
5月23日 金曜日 給食27回目
ごはん・牛乳・キムタクご飯の具・キャベツのごま炒め・えのきたけのみそ汁
今日は、「キムタクご飯」の話をします。「キムタクご飯」は、韓国の漬物「キムチ」と日本の漬物「たくあん」を使った混ぜご飯です。山に囲まれた長野県では、昔から漬物をよく食べてきました。しかし、最近は子どもたちの漬物ばなれが進んでいることから、おいしく食べてもらうために塩尻市の給食の献立として考えられたのが「キムタクご飯」です。たくあんを使うことにより甘味が加わり、おいしくなります。今では、学校給食の人気メニューです。ご飯に混ぜていただきましょう。
5月21日 水曜日 給食26回目
ご飯・牛乳・肉豆腐・かきたま汁・ちりめんたくあん
今日は、「ちりめんじゃこ」の話をします。みなさんは、「ちりめん」の意味を知っていますか?ちりめんは、縮れるような織り方をした絹の布地のことで、じゃこを干している様子がちりめんの布地に似ていることから「ちりめんじゃこ」と呼ばれるようになったそうです。骨ごと食べられる「ちりめんじゃこ」は、骨や歯をつくるカルシウムが多く含まれています。今日は、お漬物のたくあんとちりめんじゃこを炒めたちりめんたくあんです。ご飯にかけておいしくいただきましょう。
5月20日 火曜日 給食25回目
パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・ボイルサラダ・コーンポタージュ
今日は、「ハンバーグ」の話をします。ハンバーグは、ドイツのハンブルクで作られたことからハンバーグと呼ばれるようになりました。ひき肉とみじん切りにした玉ねぎにパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘りを出し、卵をつなぎにして焼いて固めます。和風ハンバーグ、煮込みハンバーグ、照り焼きハンバーグ、豆腐ハンバーグなどいろいろな種類があります。今日は、ケチャップ味の煮込みハンバーグです。残さずいただきましょう。
5月19日 月曜日 給食24回目
ご飯・牛乳・わかさぎフライ・煮合い・ふのみそ汁・さつまいもチップス
今日は、「食育の日」の献立です。5月は、茨城県の郷土料理です。茨城県は、れんこんやごぼうなどがたくさん収穫され、特にれんこんの栽培は盛んで、生産量は日本一です。地元でとれる野菜を使った郷土料理が今も受け継がれ、その一つが「煮合い」です。「煮て和える」ことから「煮合い」と呼ばれるようになったと言われています。また、茨城県の霞ケ浦北浦では、古くからわかさぎ漁が行われてきました。エサとなるプランクトンが豊富なため、漁獲高も全国トップクラスです。わかさぎは、大きくても骨が柔らかいことから丸ごと食べることができます。今日は、わかさぎをフライにしています。茨城県の郷土料理を味わっていただきましょう。
5月16日 金曜日 給食23回目
ご飯・牛乳・いわしのさっぱり煮・切り干し大根の煮つけ・利休汁・昆布茶ふりかけ
今日は、「いわし」の話をします。いわしは、傷むのが早いことや他の魚に食べられる弱い魚であることから以前は『弱し』と呼ばれていました。現在は、赤ちゃんの頃は「しらす」と呼び、成長し10㎝~20㎝ほどになると「いわし」と呼び名が変わります。世界各地の陸に近い海におり、他の魚に食べられないようにするために、群れになって泳いでいます。今日は酢を使ってさっぱり煮にしています。味わっていただきましょう。
5月15日 木曜日 給食22回目
パン・牛乳・春巻・小松菜の中華炒め・五目スープ・黒豆きなこクリーム
今日は、「春巻」の話をします。春巻はせん切りの豚肉や野菜を具として包み、油で揚げて作ります。元々は立春の頃に新芽が出る野菜を具材として巻いて作ったことから「春巻」と呼ばれるようになりました。日本では季節に関係なく食べていますが、中国では春節に食べる縁起の良い食べ物とされています。春巻は中国以外でも食べられており、春巻を直訳した「スプリングロール」という名前で知られています。味わっていただきましょう。
5月14日 水曜日 給食21回目
ご飯・牛乳・タコライス・ボイルキャベツ・スーミータン・スライスチーズ
今日は、「タコライス」の話をします。みなさんは、「タコライス」はどんな料理だと思いますか? タコが入ったご飯をイメージするかもしれませんが、実は違います。タコライスはメキシコの「タコス」という料理をアレンジしたもので、タコスの具材のひき肉・チーズ・レタス・トマトをご飯にのせて食べる沖縄生まれの料理です。沖縄ではピリ辛の味付けですが、給食は、みなさんが食べやすいように工夫しています。今日の給食では、タコライスの具とボイルキャベツとスライスチーズをご飯の上にのせて、食べましょう。
5月13日 火曜日 給食20回目
米粉パン・牛乳・チキンメンチカツ・春キャベツと新じゃがのシチュー・フルーツキャロットゼリー
今日は、「米粉パン」の話をします。「米粉パン」は、奈良県産のお米を粉にした米粉を使っています。米粉は、粒の大きさの違いで、いろいろな料理やお菓子に使われます。パンには細かい粒の米粉が入っていて「もちもち」とした食感のパンになります。米粉パンは、主に体を動かす熱や力のもとになる食べ物です。残さずいただきましょう。
5月12日 月曜日 給食19回目
ご飯・牛乳・豚肉の塩こうじ炒め・ひじきと大豆の磯煮・じゃがいものみそ汁
今日は、「豚肉の塩こうじ炒め」の話をします。みなさんは、「塩こうじ」が何か知っていますか? 塩こうじは、こうじ菌に塩と水を混ぜて発酵・熟成させた、日本に昔からある調味料ですが、最近になりよく使われるようになりました。塩こうじを使うことで、肉がやわらかくなり、うま味が増します。味わっていただきましょう。
5月9日 金曜日 給食18回目
ご飯・牛乳・まぐろのそぼろ煮・青菜の煮びたし・豚汁
今日は、「まぐろ」の話をします。まぐろは、口を開けて泳ぎ、エラを通過する海水にとけた酸素を取り入れながら呼吸するため、一生少しも休むことなく高速で泳ぎ続けます。最高時速は、160㎞ほどで、魚の中で一番速いとも言われています。まぐろの栄養は、脳の働きをパワーアップさせたり、血液がスムーズに流れるようにしたりします。今日は、まぐろをおいしく味付けしてそぼろ煮にしています。ご飯にかけていただきましょう。
5月8日 木曜日 給食17回目
揚げパン・牛乳・コーンしゅうまい・スープ煮
今日は、「揚げパン」の話をします。揚げパンは、昭和30年頃に給食に初めて登場し、50年以上続く人気メニューです。揚げパンの日にパンが袋に入っていないのは、給食室で調理員さんが一つ一つていねいにパンを揚げ、砂糖をまぶして作っているからです。パンを揚げる作業はとても大変ですが、みなさんの喜ぶ顔を思い浮かべながら一生懸命揚げています。調理員さんの思いがこもった給食の揚げパンを味わっていただきましょう。
5月7日 水曜日 給食16回目
ご飯・牛乳・ハヤシライス・コールスローサラダ・ヨーグルトクレープ
今月のめあては、「食事のマナーを守ろう」です。みなさんは食事をする時のいろいろなマナーを知っていますか?「いただきます」「ごちそうさま」は、食べ物の命や作ってくれた人々への感謝の気持ちをあらわす言葉です。心を込めて挨拶をしていますか?食器は正しく並べていますか? 食事の時に大声で話をしたり、ひじをついたりしている人はいませんか?みんなで楽しく食事ができるようにするためにも、周りの人への心遣いは大切なマナーです。正しいマナーを身につけ、残さずにいただきましょう。
5月2日 金曜日 給食15回目
ご飯・牛乳・さわらの甘辛だれ・たけのこご飯の具・わかめのみそ汁・柏餅
今日は、「柏餅」の話をします。5月5日は「こどもの日」で、「端午の節句」とも言われています。こどもの日には、かぶとやこいのぼり・五月人形を飾り、子どもの幸せや健康を祝う日として柏餅を食べます。柏餅は、米粉から作った餅で「あん」をくるんだものを柏の葉で包んでいます。柏の葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家族がいつまでも繁栄しますように、という願いが込められています。また、たけのこご飯の具のたけのこも、子どもの健やかな成長を願って食べられています。それぞれの食べ物に込められた意味や願いを考えながら、味わっていただきましょう。
5月1日 木曜日 給食14回目
パン・牛乳・肉だんご・タイピーエン・ブルーベリージャム
今日は、「タイピーエン」の話をします。タイピーエンは、中国福建省でお祝いがある時などに食べられていた料理です。100年ぐらい前、熊本県に住んでいた中国から来た人が、中国をなつかしんで作りました。スープは鶏ガラスープが基本ですが、名物の豚骨スープでも作られます。具は春雨と豚肉・魚介類・卵・たっぷりの野菜などで、春雨の中華スープ煮のような料理です。今では熊本県の郷土料理として学校給食に出されるほど人気があります。タイピーエンを味わっていただきましょう
4月30日 水曜日 給食13回目
ご飯・牛乳・キーマカレー・ボイルサラダ・いちごヨーグルト
今日は、「キーマカレー」の話をします。キーマカレーの「キーマ」とは、インドの言葉で「細切れ肉」または「ひき肉」という意味です。キーマカレーは、ひき肉と玉ねぎやにんじんなどの野菜をみじん切りにしたものを炒め、香辛料と調味料を加えて煮込んで作ります。ご飯にかけて食べる以外にも、レタスにくるんだり、パンやナンにのせたり、はさんだりして食べる方法があります。おいしくいただきましょう。
4月28日 月曜日 給食12回目
ご飯・いわしのかば焼き・ひじきの炒め煮・にゅうめん・納豆
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。給食のにゅうめんは、奈良県桜井市三輪で製造された「三輪そうめん」を使用しています。三輪は奈良盆地のほぼ真ん中に位置し、冬の寒く乾燥した気候、質の良い水がそうめん作りに適していたため、全国的に有名な産地になりました。そうめんは小麦粉・水・塩をこねて団子のようにし、細く長くなるように、油をぬりながら少しずつていねいに伸ばして乾燥させて作られます。また、奈良のはちみつ大豆に使われている大豆は奈良県でとれたものです。奈良の郷土料理や地場産物を、味わっていただきましょう。
4月25日 金曜日 給食11回目
ご飯・牛乳・さばのしょうが煮・切り干し大根の煮つけ・えのきたけのみそ汁
今日は、「切り干し大根」の話をします。切り干し大根は、もともとは秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて太陽の光にあてて作りますが、現在では機械で乾燥させて作ることが多くなっています。このように、乾燥させて水分を抜いたものを「乾物」といいます。長い間保存することができ、おなかの調子を整える食物せんいや、骨や歯を丈夫にするカルシウムもたっぷり含まれています。今日は油揚げや、にんじんと一緒に煮つけにしています。残さずいただきましょう。
4月24日 木曜日 給食10回目
パン・牛乳・鶏肉の唐揚げ・チーズポテト・ガーリックスープ・アセロラゼリー
今日は、「ガーリック」の話をします。ガーリックはにんにくのことで、昔から世界中で食べられており、中華料理やイタリア料理では欠かせない野菜です。にんにくには、いろいろな栄養が含まれており、疲労回復・免疫力アップ・血行促進などが期待できます。また、強い殺菌作用があり、かつては薬として利用されてきました。今日は、にんにくを入れた「ガーリックスープ」です。味わっていただきましょう。
4月23日 水曜日 給食9回目
ご飯・牛乳・だしまき卵・新じゃが煮・手作りふりかけ
今日は、「新じゃがいも」の話をします。じゃがいもの産地と言えば、北海道を思い浮かべる人も多いと思いますが、春の新じゃがいもの産地は、意外かもしれませんが長崎県や鹿児島県などです。食感はしっとりとしていて、指でもめくれるほどの薄い皮なので、皮付きで料理をすることもあります。また、水分量が多いので煮崩れしにくく、煮物にむいています。今日は旬の新じゃがいもを使って、豚肉と玉ねぎ・にんじん・糸こんにゃくを砂糖としょうゆで味付けをしています。新じゃが煮を味わっていただきましょう。
4月21日 月曜日 給食8回目
ご飯・牛乳・あじフライ・浦上そぼろ・じゃがいものみそ汁
毎月19日は、食育の日です。昨年度に引き続き、「給食で全国味めぐり」と題して、日本の様々な地域の郷土料理が食育の日に登場します。今月は長崎県の郷土料理です。浦上そぼろは長崎県の浦上地区発祥の郷土料理で、ポルトガルの人が肉を食べる習慣のなかった長崎県の人たちに豚肉を食べさせようと作られたのが始まりと言われています。名前にそぼろとついていますが、ひき肉は使わず、豚肉を細切りにして、食材と一緒に炒めるのが特徴です。また、長崎県はあじの漁獲量が日本で一位です。長崎県の郷土料理を味わっていただきましょう。
4月18日 金曜日 給食7回目
ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・にんじんしりしり・豆腐のみそ汁
今日は、「にんじんしりしり」の話をします。にんじんしりしりは沖縄県の郷土料理です。「しりしり」とは、沖縄県の言葉で「細切り」という意味で、にんじんを細く切り炒めて作ります。沖縄県では家庭によって、にんじんしりしりに入れる材料や味が違います。にんじんにはカロテンが多く含まれ、目のはたらきを助けたり、病気から体を守ってくれたりします。また、油と一緒に料理をすることで、カロテンの吸収がよくなります。栄養がたっぷり入っているにんじんしりしりを残さずいただきましょう。
4月17日 木曜日 給食6回目
パン・牛乳・チキンカツ・キャベツとコーンのソテー・コンソメスープ・チョコクリーム
今日は、旬の野菜「キャベツ」の話をします。キャベツは土の上にできる野菜で、40枚から50枚ぐらいの葉が重なって球のように大きくなります。そのように成長するのは、葉にしっかりと水分を蓄えるため、そして太陽の強い日差しから花の芽を守るためと言われています。今日の給食に使っているキャベツは春に採れたものなので、「春キャベツ」と言います。春キャベツは、葉の巻きがふんわりとしていてやわらかいのが特徴です。おいしくいただきましょう。
4月16日 水曜日 給食5回目
ご飯・牛乳・豚肉のしょうが炒め・奈良あえ・かきたま汁
今日は、「奈良あえ」の話をします。奈良あえは、しょうゆと砂糖で煮込んだ具材と奈良漬をあえた料理です。奈良県は清酒の発祥地であり、酒を絞ったあとに残る酒かすを使って、うりやきゅうりなどの野菜を漬けたものが奈良漬です。今日は、こんにゃく・油揚げ・にんじん・かんぴょう・干ししいたけを甘辛く煮たところに奈良漬を混ぜ合わせています。奈良県の伝統食品、奈良漬を使った郷土料理を味わっていただきましょう。
4月15日 火曜日 給食4回目
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・ごぼうサラダ・アスパラ入りクリームシチュー
今日は、「アスパラガス」の話をします。アスパラガスには、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。グリーンアスパラガスは、太陽の光をたくさんあびて育ちます。ホワイトアスパラガスは、芽が出たらすぐに土をかぶせて、太陽の光を当てずに育てます。アスパラガスは、炒め物や揚げ物、サラダなどに使われます。
今日は太陽の光をたくさんあびた旬のグリーンアスパラガスが、クリームシチューに入っています。味わっていただきましょう。
4月14日 月曜日 給食3回目
ご飯・牛乳・ビビンバ・トックスープ
今日は、「ビビンバ」の話をします。ビビンバは、韓国の代表的なご飯料理の一つです。ビビンバは正しくは、「ビビムパム」といいます。「ビビム」は混ぜ合わせるという意味で、「パム」は、ご飯のことです。肉・野菜の具を入れ、韓国の甘辛いみそのコチジャンやごま油を使います。韓国ではビビンバの、ご飯の上に盛られる具は、5種類とされているそうです。給食では、豚肉・切り干し大根・ほうれん草・にんじん・太もやしの5種類の具が入っています。ご飯に混ぜていただきましょう。
4月11日 金曜日 給食2回目
減量ご飯・牛乳・ちくわの天ぷら・和風カレーうどん・ちりめんキャベツ
今日は、「天ぷら」の話をします。天ぷらは、魚介類や野菜などの食材に、小麦粉を使った衣をつけて油で揚げた料理です。油で揚げることで食材の余分な水分を飛ばし、サクサクとした食感になります。今では日本を代表する料理ですが、実はポルトガルから伝わった料理が始まりです。今日はちくわを、給食室で一つずつていねいに衣をつけて、天ぷらにしています。和風カレーうどんと一緒に、味わっていただきましょう。
4月10日 木曜日 給食1回目
パン・牛乳・ポークチャップ・じゃがいもとツナの炒め物・米粉マカロニのミネストローネ
今日は、「米粉マカロニのミネストローネ」の話をします。ミネストローネは、野菜をたくさん使ったイタリアの代表的なスープです。イタリア語で「具だくさん」という意味がある家庭料理で、使う材料は地域や季節により様々です。今日は、奈良県産のお米から作られた米粉のマカロニ・ベーコン・玉ねぎ・キャベツ・にんじん・コーンが入ったミネストローネです。味わっていただきましょう。