R5年度　3月の様子（0322　全校集会　修了式）-奈良市立平城中学校ブログ

3月22日　金曜日

全校集会が行われました。生徒会長のあいさつ後、各専門委員会、代表者会から今年度の活動の総括の報告がありました。そして図書委員会からおすすめの本の紹介と本の貸し出しキャンペーンで一番借りた生徒への表彰が図書委員長からありました。来年度も積極的に図書室を利用してくださいね。

最後は表彰でした。

～～～～～　表彰の記録　～～～～～

人権擁護啓発作品　ポスターの部　佳作　2年生

　　　　　　　　　習字の部　佳作　2年生

JA書道コンクール　習字の部　佳作　1年生

大神神社書初めまつり　優秀賞　2年

奈良市バスケットボール春季大会　女子Cブロック　優勝

修了式が行われました。校歌斉唱の後、1、２年生の代表生徒への修了証書授与が行われました。最後は吉田先生からの話で終わりました。

3月15日　金曜日

1，2年生の合唱コンクールが行われました。

準備は1年生。朝早くからシート引き等をしてくれました。ありがとうござます。

学年代表者会の進行で始まります。まずは全体で校歌斉唱です。

まずは1年生。1－2「チェリー」、1－1「365日の紙飛行機」、1‐3「点描の唄」。

休憩中。

続いて2年生。2－2「何度でも」、2－3「宿命」、2－1「カイト」と合唱が体育館に響きます。

緒方先生の公表の後結果発表です。

1年2組、2年1組おめでとうございました。そして心の届く合唱を聞かせてくれた1，2年生のみなさんありがとうございました。

かたずけは2年生。卒業生も手伝ってくれました。ありがとうございました。

3月10日　日曜日

第41回卒業証書授与式が行われました。在校生の吹奏楽部の演奏で入場です。在校生の代表参加が増えたり昨年度までとは少し違った卒業式が始まりました。

答辞

春の日ざしがきらめき、ひと雨ごとに暖かさがますこのよき日に、私たちのために、心のこもった卒業式を挙行してくださり、ありがとうございます。お忙しい中、ご出席してくださいました先生方、保護者の皆様、在校生のみなさん、卒業生一同心よりお礼申し上げます。みなさんに見守られ、本日私たち41期生129名は平城中学校を卒業します。

三年前の春。少しの不安と大きな期待に胸を弾ませながらこの平城中学校の門をくぐったことを今では懐かしく思います。小学校とは少し違う環境に戸惑うこともありましたが、先輩方や先生方のおかげで、安心して新たな一歩を踏み出すことができました。給食のパーテーションや学年別の体育大会、オンラインでの行事、私たちのスタートは、新型コロナウィルスの影響がまだ残る中での中学校生活でしたが、体育大会のとき、先輩方と全校で踊ったダンスが今もよい思い出になっています。

　二年生では、初めて全校生徒でつくったモザイクアート、三学年そろっての体育大会、三学期におこなわれた合唱コンクール、少しずつ行事が増え、私たちが期待していた中学校生活を実感することができるようになりました。

部活動でも、一年生の頃はコロナの影響で、活動が制限される毎日でした。限られた時間をどう大切に使うかと考えさせられ、今思い返せばとても貴重な経験であったと思います。

二年生になり、初めて先輩になったとき、後輩にどう接すればいいかわからず緊張していたことが思い出されます。「私たちはちゃんとよい先輩になれていましたか？」　うまくいかなかった日も、私たちの背中を見ていてくれた後輩たちには

とても感謝しています。「ありがとう。」後輩のみなさんも、私たちと同じようにかけがえのない経験を得られるように、これからも応援しています。

初めての試合で負けて悔しかったこと、先輩といっしょにソロを吹いてうれしかったこと、三年生までの部活動の時間はあっという間に過ぎていきました。三年生最後の試合、最後のコンクールに向けて、いっしょにがんばってきたなかまたちと、残り少ない部活動の時間を全力で練習に取り組んだことが、今、私たちががんばることのできる原動力になっています。喜び、悔しさを分かち合い、時にはぶつかり合って、支え合ってきたなかまと過ごした時間はかけがえのない日々であり、私たちにとって、部活動は最高の思い出のひとつです。

中学校生活の中での大きなイベント、文化発表会や体育大会。一年生のときは教室でのオンラインや学年別の実施でしたが、二年生からさまざまな活動が全校で実施できるようになり、行事も盛り上がっていきました。　

文化発表会では、三学年が協力し、全員で完成させたモザイクアート、自分の一枚を描いているときは分からなかったけど、できあがりはまさにアート、色鮮やかでとても美しかったです。

合唱コンクールでは、私たちの発表を、体育館で後輩や保護者の方に聴いてもらうことができました。感動を与えられるほどのできではなかったかも知れませんが、「みんなに見てもらえる！」そんな思いを込めて精いっぱい歌えたと思っています。

体育大会では、学年リレーや綱引きにクラス一丸となって挑み、３年生では応援団を中心にエールの発表をしました。どのクラスも、なかなか仕上がらなかったエールだったけど、ひとつのものをみんなでつくりあげた喜びや達成感は忘れません。

三年間、たくさん行事があった中で、いちばん色鮮やかに心に残っているのは、全員で協力し、創り上げた修学旅行です。一日目は、全ての計画を自分たちで決めた広島市内班別行動。事前に計画し、あたえられた役割をしっかりとこなすなかで、ふだん見られない友達の良い一面をみることができ、困ったときもなかまと協力して乗り越える、そんな力を鍛えることができました。

夜のレクリエーション。クラス関係なく、学年全体が和気あいあいとしていて、とても楽しかったのを覚えています。

平和についても多くのことを学びました。平和記念資料館の展示からは原爆の恐ろしさを肌で感じ、原爆ドームを見て戦争の恐怖を実感し、被災者の方のお話では今の平和な生活がとてもありがたいことだと考えることができました。　

大崎上島での民泊。初めての経験で、行く前は不安も多かったけれど、それぞれの家庭で、さまざまな体験をして、島の人たちの温かさに触れることができ、民泊がいちばんの思い出になった人も多いのではないでしょうか。また、大崎上島でしかできないシーカヤックや、櫂伝馬の海上体験はとても楽しく、貴重な体験をすることができました。

クラスの垣根を超え、41期生としてのきずなが深まったと感じることのできた三日間でした。

三年間暖かく、時には厳しく指導してくださった先生方、ありがとうございました。コロナ禍という今までにないことが起きている中で、私たちを指導し、支えることはとても大変だったと思います。それでも常に見守り、支えてくださった先生方には本当に感謝しています。

ほかにも三年間、温かく美味しい給食を作ってくださった給食室の方々、私たちが学校生活を快適に過ごせるよう日々尽力してくださった職員のみなさん、長い間お世話になりました。本当にありがとうございました。

そして、どんな時でも私たちを理解しようとし、いちばん近くで見守って応援してくれた家族。友達関係の悩み、クラス内での悩み、部活内での悩み、進路での悩み、全てを受け止め、味方になってくれてありがとう。家族の存在が常に心の支えでした。新たな進路へ向かう私たちにはまだまだ支えが必要です。これからも私たちの成長を見守っていてください。

三年生のみなさん、三年間の中学校生活お疲れさまでした。この平城中学校で、三年生全員で、同じ時間を共有できたことをとてもうれしく思います。私の好きな言葉に「子供は大人になるけれど、大人は決して子供には帰れない。」というものがあります。私たち子供は大人になれます。ですが大人は子供に戻ることはできません。今あるこの時を、後悔の無いように、これからそれぞれの道を歩んでいきましょう。

最後に、楽しいこと、辛いこと、初めて知ったこと、新たな出会い…、沢山の経験をさせてくれた平城中学校への感謝を込めて「遥か」を歌います。

(「遥か」合唱 )

私たちは、たくさんの優しさに支えられ、卒業の日を迎えることができました。私たちも、これから本当の強さや優しさを身につけ、誰かを支えられる人になりたい、そんな思いをもって、41期生129名は、それぞれの未来に向かって新たな出発をします。

私たちの中学校生活をともに創り、支えてくださったみなさんに心からの感謝を申し上げるとともに、みなさんの力で、平城中学校にこれからも素晴らしい歴史が刻まれることを祈念して、答辞といたします。

小学校の先生からの祝電です。ありがとうございました。