12月16日 月曜日 給食130回目
ご飯・さばの五徳みそ煮・奈良のっぺ・にゅうめん・納豆
今日は、「古都ならの日」で、奈良の郷土料理である「奈良のっぺ」についての話をします。12月17日には、春日若宮おん祭が行われます。平安時代に、農作物が収穫できなかったり、病気が流行ったりして、多くの人が苦しんだことから、神様に収穫や健康をお祈りしたのが「おん祭」の始まりです。12月15日に行われる「大宿所祭」で奈良のっぺがふるまわれ、食べられるようになりました。奈良のっぺは、里いも・大根・にんじん・こんにゃく・厚揚げなどが入った具だくさんの煮物です。奈良の郷土料理である「にゅうめん」と一緒に、味わっていただきましょう。
12月13日 金曜日 給食129回目
ご飯・牛乳・いわしのかんろ煮・じぶ煮・めった汁
毎月19日は、食育の日です。12月は石川県の郷土料理が登場します。「じぶ煮」は、鴨肉・すだれふ・季節の野菜などを使った石川県を代表する煮物です。煮る時に、じぶじぶ音がすることから、じぶ煮と呼ばれるようになりました。また、「めった汁」とは、さつまいも・大根・にんじんなどの根菜類を使った具だくさんの豚汁のことです。「やたらめったら具を入れる」ことから、めった汁と呼ばれるようになりました。石川県の郷土料理を、味わっていただきましょう。
12月12日 木曜日 給食128回目
パン・牛乳・奈良かぼちゃと大和ポークフライ・にんじんしりしり・ミネストローネ・ヨーグルト
今日は、「奈良かぼちゃと大和ポークフライ」の話をします。大和ポークは、奈良県のきれいな水と澄んだ空気に恵まれた自然の中で育てられた、ブランド豚のことで、奈良の特産品です。パン粉や菓子粉などの穀類を食べているので臭みがなく、肉の甘さが口いっぱいに広がるのが特徴です。今日は、奈良県産のかぼちゃと大和ポークを使ったフライです。奈良県の食べ物を使った献立を、味わっていただきましょう。
12月11日 水曜日 給食127回目
ご飯・牛乳・豚肉のすき焼き・手作りふりかけ・みかん
今日は、「みかん」の話をします。みかんは、ハウス栽培などで一年中食べることができるようになっていますが、冬が旬の果物です。和歌山県・愛媛県・静岡県・熊本県で、日本のみかんの60%以上が育てられています。つかれを取り、風邪や病気に負けない体を作る、ビタミンCが多く含まれています。また、お腹をきれいにしてくれる、食物せんいも含まれています。体の調子を整えてくれる旬の果物を、味わっていただきましょう。
12月10日 火曜日 給食126回目
減量パン・牛乳・肉だんご・フライめんのあんかけ・キャラメルクリーム
今日は、「フライめんのあんかけ」の話をします。フライめんは袋のまま、手でもんで割り、半分ぐらい大食器に入れます。そこに、豚肉・玉ねぎ・白菜・チンゲン菜・にんじん・もやし・しいたけ・うずら卵を煮て、かたくり粉でとろみをつけた具だくさんのあんをかけて食べる、寒い時期にぴったりの献立です。パリパリのフライめんと、あんを混ぜながら、よくかんでいただきましょう。
12月9日 月曜日 給食125回目
ご飯・牛乳・ちくわの磯辺揚げ・切り干し大根の煮つけ・けんちん汁・ごぼうの磯辺揚げ
今日は、「磯辺揚げ」の話をします。磯辺揚げとは、衣に青のりを使った揚げ物のことです。青のりが磯で採れることから、磯辺揚げと呼ばれるようになりました。今日の磯辺揚げは、給食室で天ぷら粉・青のり・水を混ぜて衣を作り、油で揚げて、調理員さんがひとつひとつ手作りしてくれています。青のりの風味を感じながら、味わっていただきましょう。
12月6日 金曜日 給食124回目
ご飯・牛乳・豚肉のしょうが焼き・大和まなの煮びたし・かきたま汁
今日は、「大和まなの煮びたし」の話をします。大和の伝統野菜の一つである大和まなは、冬が旬です。霜に当たることで、やわらかさと甘さが増します。古くから漬物に使われてきた野菜でしたが、現在は、煮物・炒め物・おひたしなど、いろいろな料理に使われるようになりました。今日は、平天・油揚げ・にんじん・白菜と一緒に煮びたしにしました。旬のおいしさを味わっていただきましょう。
12月5日 木曜日 給食123回目
揚げパン・牛乳・コーンしゅうまい・白菜のスープ煮
今日は、「揚げパン」の話をします。揚げパンは昭和30年頃に給食にはじめて登場し、50年以上続く人気メニューです。給食室で調理員さんがひとつひとつていねいにパンを揚げ、砂糖をまぶして作っています。パンを揚げる作業はとても大変ですが、みなさんの喜ぶ顔を思い浮かべながら一生懸命揚げています。調理員さんの思いがこもった、給食の揚げパンを味わっていただきましょう。
12月4日 水曜日 給食122回目
ご飯・牛乳・だしまき卵・おひたし・豚汁
今日は、「おひたし」の話をします。おひたしは、奈良時代から食べられている料理で、「だし」に野菜を浸した「浸し物」という料理がおひたしのもとになったといわれています。昔のおひたしは、アワビやクラゲなどの海産物を使い、酢や酒で味を付けたものもありました。現在のようにゆでた野菜に、しょうゆをかけるようになったのは明治時代以降だそうです。今日は、冬が旬のほうれん草・白菜を使ったおひたしです。味わっていただきましょう。
12月3日 火曜日 給食121回目
減量パン・牛乳・マカロニのクリーム煮・ごぼうサラダ・小魚・ミニアセロラゼリー
今日は、12月のめあて「冬の食生活について考えよう」についての話をします。野菜や果物に含まれるビタミンAは、鼻やのどから、ウイルスや病気の菌が入るのを防ぐ力を高めます。また、ビタミンCは、つかれを取り、風邪や病気に負けない体を作ります。ビタミンEは、ウイルスや病気の菌から、自分の体を守る力を高めます。1日3回きちんと食事をして、冬を元気に過ごしましょう。
12月2日 月曜日 給食120回目
ご飯・牛乳・チャプチェ・トックスープ・りんごのタルト
今日は、「トックスープ」の話をします。トックは韓国の家庭料理です。「トッ」にはもち、「ク」には汁物という意味があります。正月に日本では雑煮を食べる習慣があるように、韓国ではトックを食べて新しい年を迎えます。日本の「もち」はもち米から作られていますが、韓国の「もち」はご飯と同じうるち米から作られています。体が温まるトックスープ、そして、春雨と肉・野菜を炒め合わせた、韓国の人気料理チャプチェを味わっていただきましょう。
11月29日 金曜日 給食119回目
ご飯・牛乳・ホイコーロー・切り干し大根の高菜炒め・中華スープ
今日は、「ホイコーロー」の話をします。ホイコーローは中国の四川地方の料理です。四川地方は、冬がとても寒いので唐辛子を使った料理が有名です。豚肉や野菜を炒め、みそを使って味をつけます。給食ではピリッとした辛味のある唐辛子みそのコチジャンを少し入れ、甘くてコクのあるテンメンジャンも加えています。肉のうま味で野菜もおいしく食べられるので、味わっていただきましょう。
11月28日 木曜日 給食118回目
減量パン・牛乳・きのこの和風スパゲティ・ツナとひじきのサラダ・黒豆きなこクリーム・棒ソーセージ
今日は、「ひじき」の話をします。海に囲まれた日本では、昔からいろいろな海そうを食べてきました。ひじきも海そうの仲間です。生のままだと渋みがあり、食べることができないため、収穫したひじきは、煮てから干して乾燥させます。そして、食べる時に水で戻して、煮物や炒め物などにします。ひじきには、骨や歯を丈夫にする働きのあるカルシウムやおなかの調子を整える働きのある食物せんいが豊富に含まれています。今日は、ひじきをサラダにしています。ドレッシングをかけて、残さずいただきましょう。
11月27日 水曜日 給食117回目
ご飯・牛乳・ポークカレー・ボイルサラダ・福神漬
今日は、「手作りカレー」の話をします。給食のカレーは人気の献立です。そのおいしさの秘密は3つあります。1つ目は、カレールウをバターと小麦粉から手作りしていることです。ルウは、早く仕上げようと強火で炒めると、こげてしまうため、火の大きさを調節しながら、時間をかけて作ります。2つ目は、二種類のカレー粉を使っていることや、かくし味にヨーグルト・ケチャップ・りんごピューレ・チャツネなどを使っていることです。3つ目は、何と言ってもたくさんの量の肉や野菜を大きな鍋で、ゆっくり時間をかけて煮込んでいることです。今日は、豚肉を使ったポークカレーです。味わっていただきましょう。
11月26日 火曜日 給食116回目
パン・牛乳・肉だんご・ポトフ・フルーツクリーム
今日は、「ポトフ」の話をします。ポトフはフランスの家庭料理で、「火にかけた鍋」という意味があります。大きく切った肉や野菜にハーブを加え、長い時間をかけて、じっくり煮込んだ料理です。地域によって様々な食材が使われますが、作り方が日本のおでんに似ているので、「西洋おでん」と呼ばれることもあるそうです。今日は、豚肉とじゃがいもや大根、玉ねぎ、にんじん、キャベツにローリエを加え、給食室の大きな鍋でコトコト煮込みました。食材のうま味が溶け込んだ、温かいポトフを味わっていただきましょう。
11月25日 月曜日 給食115回目
ご飯・ししゃもフライ・豚肉と白菜の五徳みそ炒め・すまし汁・抹茶プリン
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。給食のお米は、「ヒノヒカリ」という品種の米を使用しています。豚肉と白菜の五徳みそ炒めは、奈良市で作られた「五徳みそ」で味付けされています。すまし汁は、奈良市産の青ねぎを使っています。奈良の食材を味わっていただきましょう。
11月22日 金曜日 給食114回目
ご飯・牛乳・いわしのおかか煮・厚揚げと野菜の煮もの・豚汁
今日は、「大根」の話をします。大根は、奈良時代に中国から日本へ伝わりました。大根という呼び方は、大きな根を意味するオオネという漢字を音読みしています。大根の白い部分は、胃や腸の働きを助けてくれます。また、かぜのせきやたん、のどの痛みにも効きます。今日は豚汁にして、にんじん・ごぼう・もやし・油あげ・青ねぎといっしょにだしでおいしく煮ています。旬の野菜の大根を食べて元気に過ごしましょう。
11月19日 火曜日 給食113回目
パインパン・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・ブロッコリーのサラダ・白菜のクリーム煮今日は、「白菜」の話をします。白菜は、明治時代の終わりごろに中国から日本に伝わってきました。たくさん作られるようになったのは、昭和時代に入ってからです。
白菜の旬は冬で、霜にあたるとやわらかく、おいしくなります。鍋物・煮物・炒め物・漬物など、どんな料理にもあう野菜です。今日は、ドライパインが入ったパインパンも
ついています。味わっていただきましょう。
11月18日 月曜日 給食112回目
ご飯・牛乳・ハンバーグのおろし煮・きんぴらごぼう・えのきたけのみそ汁
今日は、「ごぼう」の話をします。ごぼうは、平安時代に中国から薬の材料として日本に伝わりました。ごぼうは香りや歯ごたえがよいため、料理にも使われるようになりました。ごぼうには、おなかのそうじをしてくれる「食物せんい」がたっぷり含まれていて、野菜の中ではトップクラスです。今日は、きんぴらごぼうにしています。よくかんでいただきましょう。
11月15日 金曜日 給食111回目
ご飯・牛乳・豚肉と大和まなの炒め物・片平あかねちりめん・にゅうめん・柿
今日は、「片平あかね」の話をします。片平あかねは、奈良市の隣にある山添村の片平地区で古くから作られている大和の伝統野菜です。根の先まで細長く皮が赤いのが特徴です。生のままでもおいしく食べることはできますが、収穫の時期が11月から12月と短いので、酢漬けにして保存します。今日は、今が一番おいしい片平あかねとちりめんじゃこを油で炒めた「片平あかねちりめん」です。旬の片平あかねをご飯と一緒に味わっていただきましょう。
11月14日 木曜日 給食110回目
パン・牛乳・大和茶クリスピーチキン・ポテトサラダ・米粉マカロニのミネストローネ・ブルーベリージャム
今日は、「大和茶」の話をします。大和茶は1200年以上前に、空海というお坊さんが、中国からお茶の種を持ち帰り、奈良の宇陀に伝えたことがはじまりとされています。大和茶は、奈良市、山添村を中心に自然豊かな奈良県の大和高原を中心につくられています。大和高原は、涼しく雨がよく降り、昼と夜の温度差も大きいのでおいしいお茶ができます。今日は、みなさんの大好きなクリスピーチキンに大和茶の葉が入っています。味わっていただきましょう。
11月13日 水曜日 給食109回目
ご飯・牛乳・プルコギ・もずくと卵のスープ・切り干し大根のナムル・ヨーグルト
今日は、「プルコギ」の話をします。プルコギは、韓国の料理で「プル」は「火」、「コギ」は「肉」という意味です。もともとは「火で炙って食べる肉」という意味ですが、現在「プルコギ」といえば、甘めのたれに漬け込んだ肉と野菜を炒めた料理を指します。韓国で古くから伝わる伝統的な料理の一つで、ご飯がすすむ一品です。韓国料理を味わっていただきましょう。
11月12日 火曜日 給食108回目
米粉パン・牛乳・奈良大豆のポークビーンズ・コールスローサラダ・フルーツキャロットゼリー
今日は、「奈良大豆」の話をします。奈良県で大豆が主に栽培されているのは桜井市や田原本町です。奈良県産の大豆は、サチユタカという品種で豆の香りと甘味が強く、豆そのものの味が楽しめます。また、煮炊きしても形崩れしにくく早く煮えるのが特徴です。日本は、世界でも大豆をよく食べる国として知られており、豆腐や納豆・みそ・しょうゆ・油揚げなどさまざまな食品に加工して食べられてきました。また、大豆には、たんぱく質が多く含まれているため『畑のお肉』とも呼ばれています。体に良い奈良大豆は今日の「ポークビーンズ」にたっぷり入っています。残さずいただきましょう。
11月11日 月曜日 給食107回目
ご飯・牛乳・さばの梅煮・小松菜の煮びたし・かす汁
今日は、11月のめあて「和食のよさを知ろう」についての話をします。和食は、一汁三菜が基本です。一汁三菜は、ご飯と汁物、おかず三品を組み合わせた献立です。おかず三品のうち一品は、肉や魚・卵・豆腐などの、筋肉や血を作るもとになるたんぱく質を多く含む「主菜」です。残りの二品は、体の調子をととのえてくれる、野菜・きのこ・いもなどを多く使った「副菜」です。一汁三菜にすると、一回の食事でいろいろな栄養をバランスよくとることができるため、理想的といわれています。今週は、地産地消ウィークで和食文化の魅力を伝えていきます。味わっていただきましょう。
11月8日 金曜日 給食106回目
わかめご飯・牛乳・だしまき卵・豚肉の塩こうじ炒め・豆腐のみそ汁
今日は、「豚肉の塩こうじ炒め」の話をします。みなさんは、「塩こうじ」が何か知っていますか?塩こうじは、こうじ菌に塩と水を混ぜて発酵・熟成させた、日本に昔からある調味料ですが、最近になりよく使われるようになりました。塩こうじを使うことで、肉がやわらかくなり、うま味が増します。また、今日は、大人気のわかめご飯が登場します。味わっていただきましょう。
わかめご飯だと残量が半分になった。
11月7日 木曜日 給食105回目
パン・牛乳・野菜コロッケ・にんじんしりしり・春雨スープ・キャンディチーズ
今日は、「にんじんしりしり」の話をします。にんじんしりしりは、沖縄県の郷土料理で、家庭で手軽に作られています。しりしりとは、すりおろすという意味の方言です。沖縄では、ほとんどの家庭の台所にある、専用の“しりしり器”という大きなおろし金のような道具を使い、にんじんをおろしますが、しりしり器がない場合は千切りにします。にんじんを油と一緒に料理をすることで、カロテンの吸収がよくなります。給食では、まぐろの油でにんじんをよく炒めて甘味をだしています。栄養たっぷりのにんじんしりしりを、残さずいただきましょう。
11月6日 水曜日 給食104日目
ご飯・牛乳・キムタクご飯の具・がんもと根菜の煮物・さつまいものみそ汁
今日は、「キムタクご飯」の話をします。「キムタクご飯」は、韓国の漬物「キムチ」と日本の漬物「たくあん」を使った混ぜご飯です。山に囲まれた長野県では、昔から漬物をよく食べてきました。しかし、最近は子どもたちの漬物ばなれが進んでいることから、おいしく食べてもらうために塩尻市の給食の献立として考えられたのが「キムタクご飯」です。たくあんを使うことにより甘味が加わり、おいしくなります。今では、学校給食の人気メニューです。ご飯に混ぜていただきましょう。
11月5日 火曜日 給食103日目
パン・牛乳・鶏肉のカレー煮・キャベツのソテー・コンソメスープ・チョコクリーム
今日は、「豆乳」の話をします。豆乳は、大豆を水につけてすりつぶし、煮たものをしぼって作ります。ほかの大豆製品よりも手軽に栄養がとれる豆乳は、体をつくるもとになるたんぱく質を多く含む赤の食べ物です。また、鉄分やマグネシウム、イソフラボンなどの栄養があるので骨の成長や筋肉の働きにも効果があります。今日は、鶏肉のカレー煮に豆乳が使われています。残さずいただきましょう。
11月1日 金曜日 給食102回目
ご飯・牛乳・コーンしゅうまい・豆腐チャンプルー・五目スープ・ラ・フランスゼリー
今日は、「チャンプルー」の話をします。「チャンプルー」は、沖縄の代表的な料理です。豆腐を野菜や肉などといっしょに炒めた簡単な炒め物なので家庭料理としても広く食べられています。チャンプルーは沖縄の方言で「混ぜこみ」と言う意味があり、様々な食材を自由に組み合わせることができるのが特徴です。沖縄県の郷土料理を味わっていただきましょう。
10月31日 木曜日 給食101回目
パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・じゃがいもとツナの炒め物・コンソメスープ
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今日は、「ハンバーグ」の話をします。ドイツのハンブルグで作られたことからハンバーグと呼ぶようになりました。ひき肉とみじん切りにした玉ねぎにパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘りを出し、つなぎを入れて焼いて固めます。今日は、ハロウィンにちなんでかぼちゃの形をしたハンバーグをケチャップで味付けしています。残さずいただきましょう。
10月30日 水曜日 給食100回目
ご飯・牛乳・デジカルビ・わかめスープ・魚ふりかけ
今日は、「デジカルビ」の話をします。デジカルビは、韓国の家庭料理で「デジ」は豚肉、「カルビ」はあばら骨を表し、骨のまわりの肉を食べる豚肉料理という意味があります。今日の「デジカルビ」は、豚肉と韓国のもち「トッポギ」やキャベツ・玉ねぎ・にんじん・にら・白菜キムチなどの野菜をコチジャンの入った甘辛いみそで味つけしています。味わっていただきましょう。
10月29日 火曜日 給食99回目
パン・牛乳・春巻・小松菜の中華炒め・スーミータン・スナックレバー
今日は、「スーミータン」の話をします。中国語で「スーミー」は“とうもろこし”のことを、「タン」は“スープ”を意味し、スーミータンは、ふわふわの卵と甘味たっぷりのとうもろこしが入った中華風コーンスープのことです。今日のスーミータンには、チンゲン菜や玉ねぎなども入り、野菜をたっぷり使っているので、体の調子を整えるビタミンやおなかの掃除をする食物せんいが多く含まれています。さらに、香りのよいごま油で風味をつけています。味わっていただきましょう。
10月28日 月曜日 給食98回目
ご飯・さばのしょうが煮・大和まなと厚揚げの煮物・にゅうめん
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。給食のお米は、奈良市産の「ヒノヒカリ」と「コシヒカリ」を使用しています。にゅうめんは、奈良県の郷土料理で、そうめんを温かいだしで食べる料理です。今日は、日本三大そうめんの一つである「三輪そうめん」を使ったにゅうめんです。また、煮物には大和野菜の大和まなが登場します。大和まなの葉には大根の葉に似た切れ込みがあり、やわらかく、甘味が強いのが特徴です。奈良のおいしい食材を味わっていただきましょう。
10月25日 金曜日 給食97回目
ご飯・牛乳・豚肉の柿ソース炒め・大根のみそ汁・ちりめんキャベツ
今日は、「柿」の話をします。柿は10月から11月にたくさん収穫され、奈良県の収穫量は和歌山県に次いで全国第2位です。「柿が色づくと医者が青くなる」という |
ことわざがあるように、柿には風邪に負けない体をつくる「ビタミンC」や、おなかの調子を整える「食物せんい」がたくさん含まれています。柿は食べるだけでなく、葉はお茶や、柿の葉寿司にも利用されます。奈良県産の柿の甘味を生かして作られた柿ソースを使った、豚肉の柿ソース炒めを味わっていただきましょう。
10月24日 木曜日 給食96回目
パン・牛乳・白身魚の野菜あんかけ・中華スープ・みかんジャム・ヨーグルト
今日は、「みかんジャム」の話をします。みかんは秋から冬がおいしい果物です。産地は愛媛県や和歌山県が有名ですが、奈良県でも天理市や桜井市・明日香村で栽培しています。今日は橿原市と桜井市でとれた新鮮なみかんに砂糖と水あめを加えてじっくりと煮込んで作ったみかんジャムです。皮を使うマーマレードとは違い、さわやかな甘味が強いのが特徴です。パンにつけておいしくいただきましょう。
10月23日 水曜日 給食95日目
ご飯・牛乳・ひじきカレー・コールスローサラダ・福神漬
今日は、「ひじきカレー」の話をします。今日の「ひじきカレー」は、奈良市立春日中学校の生徒が考えたメニューです。給食にかかわる人や給食室の様子を学んだことで、ひじきの残食が多く、苦手な人が多いことが分かりました。そこで、奈良市内の小中学生に、ひじきをたくさん、おいしく食べてもらうために給食の人気メニューのカレーに混ぜるアイデアを思いつきました。ひじきが食べやすくなるように工夫したひじきカレーを、味わっていただきましょう。
10月22日 火曜日 給食94回目
パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ・スープ煮・キャンディチーズ・小魚
今日は、「スープ煮」の話をします。スープ煮は、肉や魚のほかに、たくさんの野菜やじゃがいもなどをコンソメ味のスープで煮込んだ料理です。肉の旨味と野菜の甘味で、味に深みがでてきます。今日は、豚肉とじゃがいも・にんじん・玉ねぎ・キャベツ・ホールコーン・セロリを給食室の大きな鍋でじっくり煮込みました。いろいろな旨味が溶け込んだ スープ煮を、味わっていただきましょう。
10月21日 月曜日 給食93日目
ご飯・牛乳・きびなごのゆずじょうゆあえ・ぐる煮・わかめのみそ汁
今日は、「食育の日」の献立です。10月は、高知県の郷土料理が登場します。高知県は日本一のゆずの産地です。みかんの仲間である「ゆず」は香りがとてもよく、果汁や皮は料理に使われます。今日は高知県の特産品のきびなごをゆずじょうゆであえています。また、「ぐる煮」の“ぐる”とは高知県の方言で、「なかま・みんな」という意味です。大根・にんじん・里芋などいろいろな具材を一緒に煮込むことから「ぐる煮」と呼ばれるようになりました。高知県の郷土料理を味わっていただきましょう。
10月18日 金曜日 給食92回目
ご飯・牛乳・だしまき卵・かぼちゃのそぼろ煮・キャベツのみそ汁・アセロラゼリー
今日は、「かぼちゃ」の話をします。かぼちゃは夏が旬の緑黄色野菜ですが、長持ちするので12月の冬至の時期まで食べられています。中が濃い黄色やオレンジ色をしているのは、カロテンという栄養素がたくさん含まれているからです。カロテンは、体の中に入ってビタミンAになり、病気から体を守る働きがあります。また、かぼちゃには体の疲れをとるビタミンCや、おなかの調子を整える食物せんいも含まれています。残さずいただきましょう。
10月17日 木曜日 給食91回目
パン・牛乳・鶏肉のバーベキューソース・さつまいものサラダ・もち麦ミネストローネ
今日は、「もち麦」の話をします。麦には、米と同じようにうるち性ともち性があります。粘りが少なくプチプチした食感のものをうるち性、粘りが強く、もちもちした食感のものをもち性といいます。もち麦は、もち性の大麦のことで、おなかの調子を整える食物せんいがたくさん含まれていて、その量はごぼうに比べると約2倍になります。今日はたくさんの野菜と一緒にミネストローネに入っています。よくかんで、味わっていただきましょう。
10月16日 水曜日 給食90回目
減量ご飯・牛乳・あんかけうどん・ちくわの天ぷら・ごぼうの天ぷら・のりのつくだ煮
今日は、「天ぷら」の話をします。天ぷらは、魚介類や野菜などの食材に、小麦粉を使った衣をつけて油で揚げた料理です。油で揚げることで食材の余分な水分を飛ばし、サクサクとした食感になります。今では日本を代表する料理ですが、実はポルトガルから伝わった料理が始まりです。今日はちくわとごぼうに、給食室で一つずつていねいに衣をつけて、天ぷらにしています。あんかけうどんと一緒に、味わっていただきまし。
10月11日 金曜日 給食89回目
ご飯・牛乳・いわしのさっぱり煮・きのこご飯の具・豆腐のみそ汁
今日は、「きのこ」の話をします。秋を代表するきのこの仲間は、まつたけ・しいたけ・しめじ・えのきたけ・まいたけ・なめこなどいろいろあります。たおれた木や、切り株などに生えたことから、木の子どもと書いて「木の子」と呼ばれるようになりました。きのこには、おなかの掃除をしてくれる食物せんいが多く含まれています。今日は、しいたけ・しめじ・えのきたけ・エリンギの4種類が使われています。きのこご飯の具をご飯に上手に混ぜていただきましょう。
10月10日 木曜日 給食88回目
パン・牛乳・チキンメンチカツ・ボイルキャベツ・かきたまスープ |
今日は、「卵」の話をします。日本では、一年間に約266万トンの卵が食べられています。これは世界で2番目に多い量で、日本人全員が卵をほぼ毎日食べている計算になります。卵焼きやどんぶり・卵かけご飯など、いろいろな卵料理がありますが、江戸時代の終わりごろには卵料理の本が書かれるほど、日本では卵がよく食べられてきました。今日は、卵をふんわり入れたかきたまスープです。味わっていただきましょう。
10月9日 水曜日 給食87回目
ご飯・牛乳・ビビンバ・トックスープ・大根キムチ
今日は、「大根キムチ」の話をします。韓国で、冬の寒さが厳しい時期でも野菜を食べられるように塩漬けにしたのがキムチの始まりです。大根キムチは、大根を塩漬けにして、唐辛子・ニンニク・魚介類の塩辛などを一緒に漬けこんで作ります。キムチは韓国語で「漬物」という意味です。今日は奈良県産の大根を使った大根キムチです。奈良県産の食材を味わっていただきましょう。
10月8日 火曜日 給食86回目
減量パン・牛乳・ペンネのトマトクリーム・ごぼうサラダ・チョコクリーム
今日は、「ごぼう」の話をします。ごぼうは根菜の仲間で、地中にできる根や茎を食べる野菜です。ごぼうは、体の調子を整えるカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富です。また、おなかの調子を整えてくれる食物せんいも、たくさん含まれています。今日は、ごぼう・にんじんの2種類の根菜を使ってサラダにしています。よくかんでいただきましょう。
10月7日 月曜日 給食85回目
ご飯・牛乳・豚肉の甘酢炒め・じゃがいものみそ汁・あさりのしぐれ煮
10月4日 金曜日 給食84回目
ご飯・牛乳・まぐろのしょうが煮・切り干し大根の煮つけ・利休汁
今日は、「利休汁」の話をします。利休汁はねりごまの入ったみそ汁です。この名前は、茶人で有名な千利休が、ごまが好きでよく料理に使っていたことから、「利休汁」と呼ばれるようになりました。よく炒ったものを「いりごま」、いりごまをすったものを「すりごま」、さらにすってペースト状にしたものを「ねりごま」といいます。ごまには、カルシウムや鉄分・体に良い油などが含まれています。ごま風味の利休汁を残さずいただきましょう。
10月2日 水曜日 給食83回目
ご飯・牛乳・豚肉のしょうが炒め・じゃがいもとひじきの煮物・すいとん汁
今日は、「すいとん」の話をします。「すいとん」とは、小麦粉に水を加えて耳たぶくらいの硬さにこねたものを一口大にちぎり、だし汁に入れて煮たものです。体も温まり、おなかがいっぱいになることからお米の代わりとして広く食べられていました。全国的にも「すいとん」と呼ばれることが多いですが、「だんご汁」や「ひっつみ」など、地域によって呼び方が違います。また、調理方法にも違いがあり、それぞれの地域の郷土料理として親しまれています。もちもちとした食感の「すいとん」を、よくかんでいただきましょう。
10月1日 火曜日 給食82回目
パン・牛乳・ブラウンシチュー・キャベツのソテー・フルーツミックスゼリー
今月のめあては、「食べ物を大切にしよう」です。みなさんは「食品ロス」という言葉を聞いたことがありますか?食品ロスとは、食べきれずに捨てられているもの、まだ食べられるのに捨てられているもの、賞味期限や消費期限が切れた食べ物のことです。日本の食品ロスは年間約523万トンもあります。世界には食べ物がなく、困っている人がたくさんいます。毎日食べられることに感謝していただきましょう。
9月30日 月曜日 給食81回目
ご飯・牛乳・タレカツ丼・キャベツの炒め物・えのきたけのみそ汁
今日は、「タレカツ丼」の話をします。タレカツ丼は、昨年12月の食育の日に新潟県の郷土料理として登場しました。新潟市は昔から港町として栄え、外国との交流があったため、洋食文化が広まりました。そこで誕生したのがタレカツ丼です。砂糖やしょう油などで作った甘辛いタレにカツをくぐらせて、それをご飯にのせるのが正式な食べ方です。タレカツ丼を作って楽しくおいしくいただきましょう。
9月27日 金曜日 給食80回目
ご飯・牛乳・さばのみそ煮・茎わかめの煮物・ちゃんこ汁
今日は、「茎わかめ」の話をします。わかめというと、ひらひらした葉を思い浮かべますが、根元は「めかぶ」、葉を支える芯を「茎わかめ」といいます。実は、最近まで茎わかめは、ほとんど食べられることはありませんでした。しかし、漁師の間では茎の部分も好んで食べられていたことから広く食べられるようになりました。今日は、豚肉・こんにゃく・平天・にんじんと一緒に煮物にしています。茎わかめのコリコリとした食感を楽しみながら、残さずいただきましょう。
9月26日 木曜日 給食79回目
パン・牛乳・プレーンオムレツ・ラタトゥイユ・コーンスープ
今日は、「ラタトゥイユ」の話をします。ラタトゥイユは、フランス南部の郷土料理で野菜の煮込み料理のことです。今日のラタトゥイユには、ズッキーニ・トマト・なすなどの夏野菜を使っています。夏野菜とは、夏の太陽の日差しをたっぷりあびて育った、夏が旬の野菜のことです。暑い季節にぐんぐん育つので、ビタミンなどの栄養がたっぷり含まれています。また、水分が多いので、体にこもった熱を体の外に出す働きがあり、たくさん汗の出る夏の時期の水分補給にもなります。夏野菜を使ったラタトゥイユはプレーンオムレツにソースのようにかけてもおいしく食べられます。
9月25日 水曜日 給食78回目
ご飯・牛乳・こぎつねご飯の具・青菜のごま炒め・豚汁
今日は、「こぎつねご飯」の話をします。こぎつねご飯は静岡県の浜松市の学校給食から誕生しました。油揚げの形がきつねの耳に似ていて、きつねの好物とされる油揚げを細かく刻んで入れていることから、こぎつねご飯と呼ばれるようになりました。また、きつねがコンと鳴くことからコーンも入っています。油揚げ・コーンと一緒に、鶏ミンチ・土しょうが・にんじんを甘辛く煮込んで味付けした、こぎつねご飯の具をご飯に混ぜておいしくいただきましょう。
9月24日 火曜日 給食77回目
パン・牛乳・豆腐ナゲット・チーズポテト・米粉マカロニのミネストローネ・チョコクリーム
今日は、「米粉マカロニのミネストローネ」の話をします。ミネストローネは、野菜をたくさん使ったイタリアの代表的なスープです。イタリア語で「具だくさん」という意味がある家庭料理で、使う材料は地域や季節により様々です。今日は、奈良県産のお米から作られた米粉のマカロニ・ベーコン・玉ねぎ・キャベツ・にんじんが入ったミネストローネです。味わっていただきましょう。
9月20日 金曜日 給食76回目
ご飯・牛乳・ばらずしの具・きんし卵・そずり汁・ももゼリー
毎月19日は、食育の日です。9月は岡山県の郷土料理が登場します。岡山ではお祭りや祝いの時、お客さんの来る日などに「ばらずし」が食べられています。また、岡山県津山市では骨の周りの肉をそぎ落とすことを「そずる」と言い、そずり落とした肉と地元で採れた野菜を煮込む「そずり鍋」が食べられてきました。給食ではそずり汁にしました。そして、昔話の「桃太郎伝説」が生まれた場所としても有名な岡山県は、桃の栽培が盛んに行われています。瀬戸内海に面した温暖な気候で水はけがよいことから、甘くてジューシーな桃に育ちます。岡山県の食文化をおいしくいただきましょう。
9月19日 木曜日 給食75回目
減量パン・牛乳・クリームスパゲティ・コールスローサラダ・スイートポテト
今日は、「スイートポテト」の話をします。スイートポテトは明治時代に日本で生まれたスイーツです。昔は、さつま芋に卵と砂糖を混ぜて焼いたものでした。それがどんどん変化していき、現在では裏ごしをしたさつま芋に、砂糖・バターなどを加え、卵をぬって焼き上げたものになりました。さつま芋にはエネルギーのもとになるでんぷんが豊富で、体の調子を整えるビタミンCや食物せんいもたくさん含まれています。秋が旬のさつま芋を使ったスイートポテトをおいしくいただきましょう。
9月18日 水曜日 給食74回目
ご飯・牛乳・ししゃもフライ・里芋のそぼろ煮・豆腐のみそ汁
日は「里芋」の話をします。里芋は山で採れる山芋に対して、里で栽培されることからその名前がついたそうです。里芋は株の中心に親芋ができて、そのまわりに子芋、孫芋ができます。じゃが芋やさつま芋は表面がツルっとした皮で、中はホクホクしていますが、里芋は皮の毛が長く、中はぬめりがあり、鼻やのど・胃の粘膜を守ってくれる働きがあります。また、おなかの調子を整えてくれる食物せんいもたくさん含まれています。今日は、旬の里芋をそぼろ煮にしています。味わっていただきましょう。
今日も片づけを手伝ってもらいました。ありがとうございます。
9月17日 火曜日 給食73回目
パン・牛乳・ハンバーグのケチャップ煮・ごぼうサラダ・えだまめのポタージュ・月見団子
今日は、「お月見」の話をします。今年の十五夜は、9月17日です。秋はすんだ夜空に月が大きくきれいに見えます。特に十五夜の大きな満月はとても美しく見えることから「中秋の名月」と呼ばれています。お月見は、秋の実りに感謝の気持ちをこめて、稲穂に見立てたすすきをかざり、だんごや里芋・えだまめなどの丸い食べ物をお月様にお供えします。今日の給食は、お月見にちなみ、うさぎの形をしたハンバーグとえだまめのポタージュ・月見団子が登場します。月見団子はよくかんで食べるようにしましょう。
9月13日 金曜日 給食72回目
ご飯・牛乳・ポークカレー・ボイルサラダ・豆乳パンナコッタ
今日は、「豆乳パンナコッタ」の話をします。パンナコッタは北イタリアのピエモンテ州が発祥の伝統的な洋菓子です。「パンナ」は生クリーム、「コッタ」は煮るという意味で、その名の通り、生クリームを煮て作られます。生クリーム・牛乳・砂糖などを混ぜてゼラチンで固めるので、つるっとした食感が特徴です。今日は牛乳や生クリームの代わりに豆乳を使った豆乳パンナコッタです。おいしくいただきましょう。
9月12日 木曜日 給食71回目
パン・牛乳・揚げぎょうざ・チンゲン菜のソテー・もずくスープ・キャンディチーズ
今日は、「もずく」の話をします。もずくは、他の藻に付いて成長することから「藻に付く」という意味で「もずく」と呼ばれるようになりました。温暖な気候の沖縄県では、もずくを人の手で育てる養殖がさかんに行われていて、国内もずくのほとんどがオキナワモズクです。もずくは、表面にぬめりがあるのが特徴ですが、このぬめりは、「フコイダン」というもので、胃や腸を元気にし、病気にかかりにくくします。今日の給食では、オキナワモズクをスープに入れています。残さずいただきましょう。
9月11日 水曜日 給食70回目
減量ご飯・牛乳・かやくうどん・きんぴらごぼう・鶏レバーの煮付け
今日は、「きんぴらごぼう」の話をします。ごぼうは根を食べる野菜で、秋から冬にかけて収穫し、貯蔵したものが年中出回ります。日本では昔からごぼうを野菜として食べていましたが、他の国の人たちは、食べる習慣がほとんどなかったので、「日本人は木の根っこを食べている」とおどろいたそうです。ごぼうには、おなかの調子を整えてくれるかんで、きんぴらごぼうを味わいましょう。食物せんいがたくさん含まれています。
9月10日 火曜日 給食69回目
パン・牛乳・デジカルビ・とうがんのスープ・キャラメルクリーム
今日は、クイズをします。わたしの名前は何でしょう? ヒント1.今日のスープの中に入っている透き通った野菜です。 ヒント2.ラグビーボールのような形をした野菜です。 ヒント3.夏が旬ですが、漢字では「冬」の「瓜」と書きます。 |
9月9日 月曜日 給食68回目
ご飯・かれいのから揚げ・かしわと奈良なすのてり煮・ふのみそ汁・納豆
給食の納豆大粒だからおいしい!
今日は、「古都ならの日」です。奈良市で作られたお米をよりおいしく味わうために、地場産物や郷土料理を取り入れた献立が登場します。かしわと奈良なすのてり煮に入っている「なす」は、奈良県で栽培されたものです。なすは、和食はもちろん、中華や洋風の料理にもよく合います。今日はしょう油と砂糖で甘辛く味付けしました。また、「納豆」は奈良県産の大豆、「ふ」は奈良県産の小麦が使われています。奈良の食材を味わっていただきましょう。
9月6日 金曜日 給食67回目
ご飯・牛乳・コーンしゅうまい・豚キムチ炒め・かきたまスープ
今日は、「かきたまスープ」の話をします。卵は昔、漢方の薬として利用されていました。江戸時代から食事として食べられるようになりましたが、まだまだ高価で、庶民には手の届かない食べ物でした。その後、昭和時代に入り、家庭でも食べられるようになりました。卵には体を作るたんぱく質と貧血を予防する鉄分、体の調子を整えるビタミンもたくさん含まれています。今日はかきたまスープです。でんぷんを入れてから溶いた卵を入れることでふわふわに仕上げています。味わっていただきましょう。
9月5日 木曜日 給食66回目
パン・牛乳・かぼちゃひき肉フライ・エリンギのマヨネーズ炒め・コンソメスープ
今日は、9月のめあて「生活リズムを整えよう」についての話をします。私たちの体には、「体内時計」といわれる時計のようなリズムがあります。朝ご飯を食べて体を目ざめさせ、昼はモリモリ給食を食べて元気に活動し、夕ご飯を食べ、早く寝て疲れをとることにより体調が整います。生活のリズムが乱れてしまうと体内時計も乱れるので、体がだるい、ぼーっとして集中できないなど体調も乱れてしまいます。毎日を元気に過ごすためには「早寝・早起き・朝ご飯」を意識して生活リズムを整えましょう。
9月4日 水曜日 給食65回目
ご飯・牛乳・豚じゃが・ピーマンとゴーヤの炒り煮・フルーツキャロットゼリー・あさりのしぐれ煮
日は、夏が旬の「ピーマンとゴーヤの炒り煮」の話をします。ゴーヤは、食べると苦いので「ニガウリ」とよばれていますが、その苦い味には、夏の暑さでバテ気味な体の疲れをとる働きがあります。また、ゴーヤやピーマンは風邪の予防をしてくれるカロテンやビタミンCなどのビタミンがたくさん含まれているので、病気に負けない体をつくります。今日は、ピーマン・ゴーヤ・ひじき・ちりめんじゃこ・ごまを甘辛い味付けの食べやすい炒り煮にしました。味わっていただきましょう。
9月3日 火曜日 給食64回目
パン・牛乳・ポークビーンズ・グリーンサラダ・棒ソーセージ
今日は、「きゅうり」の話をします。きゅうりやかぼちゃ・ゴーヤ・冬瓜は同じウリ科の野菜で、花の色や形が似ています。水分がとても多い野菜でカリウムも多く含まれているので、暑さで疲れた体の調子を整えてくれます。サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多いですが、今日はきゅうりをさっとゆで、キャベツ・にんじんと一緒にサラダにしています。ドレッシングをかけていただきましょう。
9月2日 月曜日 給食63回目
ご飯・牛乳・いわしのかんろ煮・切り干し大根の煮つけ・じゃがいものみそ汁・奈良のはちみつ大豆
今日は、「防災の日の献立」です。大正12年の9月1日、関東大震災が起こり多くの人々の命が奪われました。日本は自然災害が多いことから、その経験をもとに災害について考え、備える日として9月1日を「防災の日」としました。いつ起こるかわからない災害に備え、長く保存ができる缶詰や乾物などをストックしておくことが大切です。今日の給食は、長く保存ができるように加工された「いわしのかんろ煮」や「奈良のはちみつ大豆」、乾物の「切り干し大根」や「干わかめ」などを使った献立です。みなさんも防災について考え、食べられることに感謝し、残さずにいただきましょう。
8月30日 金曜日 給食62回目
ご飯・牛乳・夏野菜カレー・海そうサラダ・アセロラミルクゼリー
日は、カレーに入っている「夏野菜」の話をします。夏野菜は、夏の太陽の日差しをたっぷりあびて育った野菜です。暑い季節にぐんぐん成長するので、ビタミンなどの栄養が含まれています。また、水分が多く、体にこもった熱を体の外に出す働きがあり、汗がたくさん出る時期の水分補給にもなります。今日の夏野菜カレーには、かぼちゃ・なす・ゴーヤが入っています。しっかり食べて、暑い夏を元気に過ごしましょう。
8月29日 木曜日 給食61回目
パン・牛乳・チキンカツ・ボイルキャベツ・トマトと冬瓜のスープ・ミルククリーム
今日は、「とうがん」の話をします。とうがんは、ラグビーボールのような形の野菜です。きゅうりやすいかなどと同じ、ウリ科の仲間で、さわやかな味わいが特徴です。夏バテを防ぐビタミンCと体から余分な水分を出してくれる働きがあるカリウムを多く含みます。そのため、夏に食べるにはぴったりの野菜です。今日はとうがんを夏野菜のトマトと一緒にスープにしています。残さずいただきましょう。
8月28日 水曜日 給食60回目
ご飯・牛乳・ホイコーロー・ワンタンスープ・フルーツ杏仁プリン
今日は、「ホイコーロー」の話をします。ホイコーローは中国の四川地方の料理です。四川地方は冬がとても寒いので唐辛子を使った料理が有名です。豚肉や野菜を炒め、みそ・コチジャン・テンメンジャンを使って味つけをします。給食では食べやすいように辛みを抑えて仕上げます。肉のうま味で野菜もおいしく食べられます。中国の料理を味わっていただきましょう。
8月27日 火曜日 給食59回目
2学期の給食が始まりました。昨日まで調理員さんは給食再開に向けて給食室の準備。今学期もおいし給食をよろしくお願いします。
減量パン・牛乳・ペンネのミートソースあえ・ごぼうサラダ・・チョコクリーム
今日は「ペンネ」の話をします。ペンネは小麦粉を練って作ったイタリアの麺類の一種で、斜めに切ったペンの先のような形のマカロニのことをいいます。ペンネの表面には線がついていてデコボコしており、穴がマカロニよりも大きいため、ソースが絡みやすいのが特徴です。今日は、豚ミンチ・にんじん・玉ねぎなどをトマト味でおいしく味つけしたミートソースであえています。味わっていただきましょう。